評価:★★★★★ 4.5
看護師の美奈子は夜勤のときに老婦人を看取った。いつも穏やかな老婦人が、臨終の間際に残した言葉は、美奈子の胸に深く残った。――遅い、と。
老婦人は何を待っていたのだろうか。
美奈子は死んだ老婦人の病室前で、赤い服を着た少女を目撃した。
次に見たのは、交通事故の現場。そして、末期がん患者の病室前でも少女を見た。追いかけたが、少女は煙のように消えてしまうのだった。
そんなとき、命の終わりに現れるという死神少女の話を耳にする。
まさか、あの少女が?
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象