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「ねえ君、幽霊が見えるの」
「なんでそんなこと聞くの」
「幽霊、見えるんでしょ」
「そんなわけないじゃない」
幽霊が見える何て言えるわけがない。そんな事言ったら嘘つきと指をさされて笑われるに決まってる。
「絶対見えてるでしょ。だって、俺みてたし」
黒い化け物に私が追いかけられたのを見たのだろうか。
「あなたもあれが見えてたの」
私と同じように、見えるなんて人初めて会った。私の声は弾んでいた。
「うん、あれを退治するんだ」
彼はどこか嬉しそうに笑って言った。さっきの化け物を倒す?
「私、手伝う」
さっきは化け物に追いかけられて悔しかったのだ。
だから、退治するのを手伝って溜飲を下げることにした。
話数:全2話
ジャンル:ホラー
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:全年齢対象