評価:★★★★★ 4.5
雨の日、綺麗な瞳をした少年を拾った海堂
子供の頃からの心の傷を引きずった海堂は、自分よりも過酷な彼の過去を知る。 親に愛されず、自分を否定することしかできない少年。 彼を救いたいと思う海堂。 親に愛されない子供は生きる場所がない。 心の叫びが聞こえる日は来るのか?。 同じ傷を持つもの同志の切ない愛─────
「もし迷惑なら外に放り出してもらえます?」
「ん?」
言われた海堂は意味が分からずに疑問符で返す。
「自分じゃまだ歩けそうにないんです、面倒なら抱えて放り出して下さい」
「それでお前はどうするんだ?」─────
「朔也、おまえ兄弟いるか?」
朔也はびくっと体が震えた。
「どうして!?」
その過剰な反応に、
「いやいい、今度ゆっくり聞こう。いまは時間がないからな」
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録