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 僕の名は篠崎亘。県立至道館高校の三年生だ。
 僕たちは、二年生のとき、至道館高校唯一のツッパリドラマー、渡辺亨を生徒会長にする、といういたずらをやった。
 それが、どういうことか、亨は本当に生徒会長に当選してしまったのだ。
 生徒会室のロッカーなどを、引き継いだ鍵で開けていると、一つだけ開かない机の引き出しがある。それを無理矢理開けてみると、会計関係の帳簿がどっさり入っていた。
 一冊変なノートがあった。銀、という人物らしいものに、チョコレートやなんかを五十円だの、百円だので売ったと読めるノートだ。
 そこへ、生徒会顧問のナメクジこと高橋伸二先生がやってきて、慌てたようにそのノートをひったくった。
 次の日、高橋伸二先生が、不自然な状態で屋上から飛び降り、死んでしまった。
 ショックなことに、高橋伸二先生は三人の外国人女性を囲ってハーレムを作っていたことが判明した。
 おまけに、亨が謎の自動車に襲われ、ドラマーとして命より大事な腕を折られてしまう。
 そのとき、亨が所属するバンド、ルシファーは、プロデビューの階段となる大事なレコーディングを控えていた。他のバンドのメンバーに対しても責任を感じた亨は、銀、の正体、そしてその背後にある闇に迫っていく。
 さあ、僕たちの運命は。


話数:全14話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象