評価:★★★★☆ 4
この国には、かつて【ローデルの英雄】と呼ばれる男がいた。鬼神のような強さで敵を圧倒し、その剣技には誰も敵わなかったという。だが彼はふらりと行方をくらまし、表舞台から姿を消した―――それから5年。
『もう二度と、剣を握るつもりはなかった。人を斬るのも嫌だ。あんたが何を考えていようと、俺には関係ねえ』。己を偽る『嘘』という仮面を被る王太子の前に現れたのは、やたら不遜な口を利くあの【英雄】だった。
※ねこまる様から素敵なイラストを頂きました! 2章の「01.」にございます。
話数:全51話
時代:未登録
舞台:異世界
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
―――彼の国には英雄がいる―――辺境の町に住まう、かつての英雄。かつて鬼神のように剣を振るった英雄。しかし、剣を二度と握るつもりがなかったかつての英雄を、運命は放っておいてはくれない。再び表舞台にあがった彼を待っていたのは、嘘の仮面を身に付けた“王太子”。不遜な騎士は、仮面の王太子をどこへ導くのか。その続きは、作中で―――
【ローデルの英雄】と呼ばれた一人の男。若くして現役を退いた彼は、薬師として第二の人生を歩んでいた。そんな元英雄のもとに国の王子からの救援依頼が舞い込んでくる。だが、元英雄は、その依頼に応える事はなかった。【ローデルの英雄】が現役を退いたのは、あるひとつの事件が原因になっていた。その事件の詳細は物語の中で語られる事になる。彼が頑なに剣を握ろうとしない理由は、実際に『不遜な騎士と仮面の王子』を読んでみて体感してください。この物語は【ローデルの英雄】が過去を越えて、再び剣を握るかどうかを描いた作品。【ローデルの英雄】の過去に何が起きたのか、それらを超えた時、英雄の再臨となるのか?『不遜な騎士と仮面の王子』の物語の結末は作中で確認してほしい。『不遜な騎士と仮面の王子』は、これからにも期待できる小説です。現在連載中であり、物語には無限の可能性を秘めています!