評価:★★★★☆ 4.1
巫女の祈りは大樹を通して世界に溢れ、世界は祈りの達成からおよそ10年の凪を約束する。長らくの歴史をそうして過ごしてきた中で、過去の巫女たちは何を思ったのだろう。私にとっては、10年ごときの平和では到底足りない。もっと永く、できることなら悠久の平和を求めている。永遠に争いのない世界。誰もが求めるその楽園だけを、私は渇望し続けている。世界に平和を。それだけが私の願いであり、望みであり、生きる上での使命であり、それ以外には何もいらない。(ああ主よ、我をして御身の平和の道具とならしめたまえ)神殿に身を委ね、全てを賭して平和を祈る聖女と、献身を見守る男の物語。あっさり短く終わります。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり