評価:★★★★☆ 4.1
王城で王太子殿下にお仕えするジュリアには、二人の幼なじみがいる。一人は、少女の頃からの憧れの人、二歳年上のデレク。そしてもう一人はその弟、三歳年下のアンドリューだ。デレクとは離れ離れで生活をしているが、生意気な口ばかりきくアンドリューとは、主を同じくして共に王城で働く同僚でもある。
そんなデレクへの一途な想いを秘めていたジュリアの元へ、ある日彼からの手紙が舞い込んできた。そこに書かれていたことに、ジュリアの心臓はいやでもときめく。何故なら、彼が会いに来ると書いてあったからだーー。何よ、あんたなんて、あんたなんて……、ただの鼻たれ坊主のくせに……。
*この物語は『気まぐれプリンス』のスピンオフです。前作を読んでいなくても分かるように書いているつもりですが、『気まぐれプリンス』及び『気まぐれプリンス番外編集』を読まれたあとの方が、楽しんでいただけると思います。
時代:中世
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:ハッピーエンド
その他要素
注意:全年齢対象