評価:★★★★☆ 3.6

――ボクは目が覚めると川にいた。

村のはずれの河原にはある子供が住んでいる。
子供は名前も声も家族も愛も持っていなかった。
村人には“忌子”と蔑まれ、まともに食事を摂ることもない。
何をやっても死なない、死ねない子供は惰性で命を続ける。

「ねえ、キミ。風邪を引かないのかい?」

そんなある日の夕方、川が真っ赤に染まる頃に子供を訪ねたのは、ビー玉の目を持った麒麟児だった。


話数:全2話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象