恋をしたら死ぬとか、つらたんです 完結日:2014年9月6日 作者:みかみ てれん 評価:★★★★☆ 4.4自称『普通の女の子』であるクレイジーサイコビッチ・藤井ヒナが、未来からやってきた社員シュルツに頼まれて、発売前のVR乙女ゲームのモニターのお仕事をする穏やかなお話です。※ただし恋をすると死にます。 ※エンターブレインより書籍化しております。 ※8月10日にタイトルを変更しました。旧タイトル『乙女ゲーなのに恋したら死ぬとか、つらたんです』 話数:全103話 ジャンル:仕事もの 現実世界恋愛 登場人物 主人公属性 最弱主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:VRゲーム世界ゲーム 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 ニコポ ポ死 やったね! 女子高生 死 死に覚えゲー 注意:残酷な描写あり なろうで小説を読む
私はおっさんなので最初友人に勧められた時、乙女げ~かーとあまり乗り気ではなく、一応付き合いで読むかと思って読んだのですが、これがまたとんでもない作品でした ぶっ飛びレベルおギャグ小説、何じゃこりゃーとマジでツッコミが追い付きませんでしたw そして思わず紹介してくれた友人と笑って語り合っていました はっきり言ってタイトルや乙女げ~とかそういうの聞くと身構えて、敬遠する方が多いと思います 私が言えることはただ一つとりあえず、あなたがギャグ好きなら数話で良いので読んでみませんか?
もし数ページ読んで少しでもクスリと笑ってしまったら確実に最後まで読み続けることができます。ただ、そうでない人はきついと思います。なので内容についてはそれしか書きません。だってそれだけで面白いか判断できますから 笑これほどまでに笑える作品を私は知らない!ハーレム?そんな生温いものではない。無双?現代物なのにそこらの主人公よりも私Tueeeしている。恋愛?えぇ、恋愛シュミレーションゲームをクリアーするのが目的なのでもちろんあります。主人公滅茶苦茶死にますけど。さて、このレビューをみて少しでも気になったあなた。すでに手遅れです。究極のサイコビッチであるヒナ様(主人公)の魔の手にかかっているので早く読みましょう。良作なのは断言できますし、いろんな作品を読んできた読み専の私が面白いのは保証します!この夏暇なときにでも是非一度読んでみてください!
この物語は、未来の乙女ゲームのデバッグをほいほい『藤井ヒナ』にお願いしてしまった、哀れ黒猫シュルツさんの脱出ゲームです。最初は気付かなかった清楚系黒髪大和撫子な『藤井ヒナ』が徐々にその才能を露わにする度、無垢なる犠牲者が量産されて行く。そして、奪われていくシュルツさんのSUN値。 果たして、シュルツさんはSUN値直葬される事無く、この乙女ゲーム『乙女は辛いデス』を正気のまま生き残る事が出来るのか?!清楚系黒髪大和撫子『藤井ヒナ』の本性とは一体?!
とある乙女ゲーのテストプレイを引き受けてしまったが為にゲームから抜け出せなくなってしまった(※仕様です)藤井ヒナ。サポーターのシュルツと共に脱出を試みるが……!?その恋愛力を活かし全てを乗り越えられるのか!?その恋愛力が故に囚われ続けるのか……!?新感覚恋愛シミュレーションデスゲーム、ここに開幕!!ーー死シテ屍、拾ウ者無シ
自分以外の誰かを愛するということは素晴らしいことだ。それが家族であれ、異性であれ同性であれ、異種の生物であれ、どんなものであっても恋し愛することが出来る人は素晴らしい。藤井ヒナは女子高生である。黒い髪に清純な容姿の、人より「ちょっとだけ」惚れっぽいオンナノコだ。見た目が良いほうがより速く恋に落ちるが、その姿が醜くても人ではなくても、ひとつでも愛すべき点があれば彼女は必ず恋をする。盲目的にではなく、諌めるべき点があれば、彼女は相手のために苦言を呈するし、料理や家事など、自分磨きの努力を惜しまない。彼女は、有り余る恋愛力が自らを害する世界で生き抜くため、理想のイケメン、美女、優しい家族に囲まれ、傷つけながら閉じた世界の中で繰り返し死んでいく。これは、ひとりの少女のひたむきな恋という善であるはずの行為によって、崩壊していく世界を見る…物語かな?
もしも、未来の技術によってゲームの世界に入ることができたら。 それが、アナタの大好きなジャンルだったら。 素晴らしいことでしょう。RPG、音ゲー、ノベルゲー――好きなジャンルは人それぞれでありますが、このたび主人公に選ばれた、自称普通の高校生、藤井ヒナの好きなジャンルは乙女ゲー。 彼女がプレイする乙女ゲーは、十分楽しめるクオリティを誇っているのは確かですが、少々特殊な部類に入るゲームとなっていました。 ――恋をしたら、死ぬ。 などど仰々しく宣言してみますが、実際は恋をしてもなかなか死ぬことがなく、開発陣営も困っていたほど。 死ぬなんて情報を忘れてプレイしても、まったく問題はなく、そうそう死ぬなんてことは――「モルスァ!」――え? この作品は、実につらたんに仕上がっております。
物語の主軸は、ちょっとした未来の世界から、その時代ごとに適したゲームモニターを選び、自社開発した乙女ゲームを遊んでもらおうというものです。極めて解りやすく、大した妨害があるわけでもなく、しかも報酬は300万円。さらに時間をいくら使っても、元の時間軸に戻してくれるというイージーモードです。とはいえ、障害がないというわけではありません。一般的な統計ではほとんど発生しない、ドキドキメーターが999という、異常な数値を出した時だけ、急死してしまいます。そして急死した後には、ゲーム中屈指の特別イベントが繰り広げられます。普通は見られるものではありません。しかし、この物語の主人公、藤井ヒナは一味違います。死ぬのです。ありとあらゆる場面で、ありとあらゆる死を体験します。ぜひ、皆様も主人公(と一緒に閉じ込められたオペレーター)と同じ、絶望に塗り尽くされた世界を満喫してみてください。
主人公『藤井ヒナ』は普通よりちょっぴり女子力の高い少女。日々、恋に恋する乙女である。そんな彼女はとある乙女ゲームの被験者に選ばれる。しかしその世界では恋をすると死んでしまうのだった。果たしてヒナ様はこの葬しk……乙女ゲーをクリアできるのか?!この主人公はとにかく恋をします。多くの人を愛する、女神のような人です。しかしそのビッチぶりが人々を苦しめてしまいます。恋することは悪なのか、それとも善なのか……。そんなお話です。
ログアウト不能なゲーム世界に閉じ込められた平凡な女子高生ヒナさまとシュルツさんの物語。脱出のための手段はただ一つ、攻略対象を落とすこと!どう考えても無理です、つらたん。物理的な攻略は禁止されています、つらたん。非デスゲームのため、あの世に逃げることもできません、つらたん。ヒナさまの攻略対象に選ばれてしまったようです、つらたん。葬式シーンを笑顔で見守っているヒナさまが怖いです、つらたん。崩壊した家族・・・、つらたん。同僚からも見捨てられたようです、助けがきません、つらたん。シュルツさんは正気を保ったままログアウトすることはできるのでしょうか?
これは、命を懸けた恋の物語。過去に自らの過ちによって引き起こした凄惨な事件によって本当の恋をしなくなった主人公、藤井ヒナは未来の乙女ゲームのモニターとして招待されます。最初こそ遊んでお金までもらえるなんて――と喜んだのもつかの間、そのゲームは誰か一人でも攻略しなければもとの世界へは戻れないという仕様になっていた。閉じこめられたヒナは自身の為、それと一緒に閉じこめられた案内役のシュルツの為に「誰かを愛したら死ぬ乙女ゲーム」に文字通り命を懸けて挑みます。偽りの世界で、偽りの人間に翻弄されるヒナ。終わりの見えない視界。降りかかる数多の障害。誰にも救いのない現実。それでもヒナは未来を取り戻すために歩みを止めません。いまを、生きることに全力を尽くす。そんな健気な少女と、そんな彼女を見守る優しい案内役の織り成す物語。の、はず。読めばわかりますのでいますぐ読みましょう。