裏玄関の司書 完結日:2014年8月30日 作者:霧島まるは 評価:★★★★☆ 4.3「村立明治図書館」に司書として勤務することになった早苗は、その日初めて残業を引き受けることになった。日曜の閉館後から七時まで、特別な利用者のために図書館を開放する仕事だった。 そこで彼女は、短くも不思議な体験をする。 話数:全2話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 児童文学風 司書 図書館 田舎 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
閉館後の図書館が舞台のお話……。 特別な利用者がこぞって訪れては、時間の許す限り読書をしてすごします。 初めて、この時間のために残業をすることになった『早苗さん』。来館者の容貌に驚いたり、『てぶくろをかいに』を返却した少年に母性をくすぐられてしまったり……で、慌ただしい時間が過ぎていくのです。 そんな中、先輩司書からの言葉を思いだし、いつもと変わらない図書館のお仕事に戻る早苗さん。「うちの図書館のモットーは?」「大らかな図書館です」 無事に残業を終えることができるのか……? こんな図書館なら、あなたもきっと訪ねてみたくなるはずです。