評価:★★★★★ 4.5
全ては、たった一枚の手紙から始まった────。
帰宅した少女が見つけたのは、家の前で倒れている一人の少年だった。
みすぼらしい恰好、持っているのは一枚の汚れた手紙だけ。何より少年には、記憶がなかった。少女は、少年が記憶を探すのを手伝うことになる。
しかしそれが、少年や自分の過去を、未来を、人生の全てを変えることになるなど、想像もしていなかった……。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:悲劇
あなたは、過去に忘れてきたものはありませんか? この物語の登場人物も、何かしらを過去に忘れてきてしまいました。関前咲良は心の開き方を、御殿山拓磨は記憶を。 咲良の前に現れた、ボロボロで記憶を無くしてしまった拓磨。彼の記憶を探す道は、やがて咲良と交わります。交わり、ぶつかり、その先にあるものとは。忘れ物を見つけるのか。それとも永久に失われてしまうのか。その鍵となるのが、一通の『テガミ』なのです。