評価:★★★★★ 4.5
北陸地方の大学院に通う青年・村田和成は就職活動の真っ最中。
周囲が次々と就職先を決めていく中、何故かいつも最終面接で落とされてしまう彼は、未だに内定を獲得出来ずにいた。「こんなはずじゃなかった筈だ。こんな筈じゃあ……」
不甲斐ない自分に苛立ちと孤独感を覚えていた彼はある日、自室のアパートの前で不思議な少女と出会う。
セーラー服を着用し、こめかみから小さな『角』を生やしたその少女は、「エミリ」と名乗った。
しかも、自分は鬼ヶ島から来た鬼であると、頓狂な事を言い出す始末。
突然の訪問者にうろたえる和成。
そんな彼を尻目に、エミリはこう言い放った。「私と共に、ノドグロを退治していただけませんか?」
これは、呪縛を解く物語。
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時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
∀・)こんにちは。イデッチです。ボクのラジオゆうか、そもそも独自の人気を博してる浦切三語さま。その浦切さまがレビュー作のことをTwitterで呟かれていたので読みに来ました。読んで実感しました。これは読むべき。これはもっと知られるべき傑作です。というか、なろうデビューでこのハイクオリティなのかと感嘆しました(笑)∀・)でてくる舞台は現実の世界です。でもそこで出会うのはなんと鬼の女の子!?非現実を現実世界で味わえるSF作品であります。軽い気持ちでまずは読んでみましょう。そして浦切ワールドにどんどん入っていきましょう☆