評価:★★★★☆ 4.1
”幼馴染とは恋愛しない”
陽奈(ひな)と双子の太一(たいち)、お隣の爽(そう)は生まれた時から幼馴染。そして陽奈は幼いころから、爽とは恋愛しないと決めていた。
しかし中二の冬。陽奈の一言から擦れ違い、疎遠になってしまった幼馴染との関係。冷たくなってしまった爽とは、このまま離れていくものだと思っていた。
『今日は陽奈に会うために来たんだ』
2年ぶりに会った爽からの、意外な言葉……そして突然のキス。
『隣にいるなら、触れさせてもらう』
ねえ、”大人の幼馴染の法則”って、どういうこと?
私たち……本当に幼馴染なの?
栗嫌いな陽奈と甘いまろんマカロン。
この気持ちは………恋じゃない!
意地っ張りで天の邪鬼な陽奈と、爽やかでストレートな爽との、交わりそうで交わらない幼馴染の恋愛ストーリー。
話数:全38話
ジャンル:その他
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:現代
舞台:未登録
注意:R15
この小説を読んでいると、私は思わず「ダァァァァァァァ!」って叫びそうになります。※別に猪木のモノマネではありません。幼馴染との恋愛――胸がキュンキュンしますね。中二の時期に疎遠になって、大人になってからの二年ぶりの再会。距離感がよくわからなくて、幼馴染を邪険に扱ってしまうヒロインの態度――胸がキュンキュンしますね。傍から見れば明らかに相思相愛なのに、凄まじくじれったい恋愛模様――胸がキュンキュンしますね。そのキュンキュンが溜まりに溜まった結果、口から出てくる魂の叫び。それが「ダァァァァァァァ!」なのです。このレビューをご覧になった皆さんも、一緒に叫んでみませんか。大丈夫、枕に顔を埋めればバレませんから!