評価:★★★★★ 4.5
バルドゥク国に新王が誕生した数か月後の夏の季節。ローディス国は、二年に一度の大規模な祭り“剣雅祭(けんがさい)”を数十日後に控えていた。
準備に追われ目まぐるしく過ぎていく日々。誰もが忙しい忙しいと口にしながら、心を弾ませていた。ライカもそのうちの一人だった。
第一騎士団団長クレイ・ヴォードと第三騎士団団長ルークウェル・ダレスが、火急の報告があると告げに来るまでは。
「ライカ、お願いできる?」
「もちろんでございます、姫様」緋の扉第二部、リムストリア編の始まりです。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録