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二人の血の繋がりのない、けれど誰より固い絆で結ばれ、瓜二つの容姿をした、よく似た名前の少年がいた。
「紅茶豆乳の色は一言で言うとピンクだと僕は思う。
しかし、一般的なピンクではないかもしれない。ピンクというと、桃色を思い浮かべるだろう? けれどあのピンクは、血のような……月蝕の日の夕暮れのような、あの暗さを帯びた紅に濁った白を溶かしたような……そんな色なんだ。
僕の中では、赤を白で薄めた色がピンクだ。だから、紅茶豆乳のその色も、ピンクと呼べるんじゃないかと思っている」「へえ、君にはピンクに見えるんだ。俺にはね……茶色に見える。紅茶ってさ、蒸らしすぎると茶色になるんだよ。味も渋いし。その渋味をごまかすための、中途半端な俺の色なんだよ。紅茶豆乳の薄茶色って」
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http://mypagek.syosetu.com/mypageblog/view/userid/310716/blogkey/1142951/テーマカラー
メイン:茶色
サブ:ピンク、オレンジ
話数:全12話
ジャンル:ヒューマンドラマ
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録