評価:★★★☆☆ 3
戦い続ける余り、目的も理由も、そして己の名前すら忘れてしまった勇者。
暗黒島に巣食っていた邪神を打倒した彼はその代償に致命傷を負う。
己の限界を悟った勇者は死に委ねようとしたその時、助けを呼ぶ少女の声が聞こえる。
その声に応えた勇者は突然目の前が真っ白になったかと思えば、何処か薄暗い場所に寝かされていた。
起きた勇者は己の横に額を付いて眠っている少女を見つける。
勇者の額から落ちた濡れタオルに水の入った容器があることから、少女が主人公を看病していたことを知る。
勇者が起きたと動きで目を開ける少女。
勇者は主人公が眼を開けている様子に驚いた後、コホンと咳ばらいして厳かな調子でこう告げた。
「ようこそ、我がギルドへ。私がギルド――ラフィンクスの神――カナン=ラフィンクス=マルローよ」
異世界から召喚された勇者と崩壊寸前のギルドの神との邂逅。
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15