評価:★★★★★ 4.5

「なに!」薗村が椅子を倒して立ち上がった。受話器を握り締めている。「自爆装置が作動しているというのか!」薗村は高柳と顔を見合わせながら怒鳴った。受話器を持つ薗村の手がかすかに震えている。(「第四章[あかしお]出航」より。)世界から孤立した日本は、戦術核弾頭ミサイルと、それを積載する巨大な原子力潜水艦を開発した。しかしその原潜を制御するボックスを何者かに強奪され、犯人が制御ボックスを改造しようとしたために原潜[あかしお]の自爆装置が作動を始めた。1000メガトンの核ミサイルが爆発するまで50数時間に迫った。鷲武、伊達、国分の三人の刑事は地球人類を滅亡から救えるのか…。



登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象