評価:★★★★☆ 4.1
リサとイヴァンは夫婦である。ある日、リサの元に「イヴァンがバナナの皮に滑って階段から落ちた」という報告が。リサが慌てて病院に駆けつけると、なんとイヴァンはリサと過ごした日々の記憶を失っていた……。※2014共通プロローグ企画参加作品 ※小説家になろう再登録に伴い再び投稿させて頂いています。
話数:全4話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
夫のイヴァンがバナナの皮に滑って転んで頭を打ったと知らせを聞いて、「ばかね」と笑って迎えるつもりだったリサ。けれど、駆けつけた彼女は、彼が記憶を失って、妻を愛していたことも忘れてしまったことを知ります。以前はリサ視点のみの公開で、それもまたとても胸に痛いお話でした。今作はイヴァン視点と、彼らの息子ルカの視点が加わっています。その完成度のなんと高いことか。チープなようでこの表現はあまり好きではないのですが、本当に涙なしにはこの物語を読めません。物語の構成はリサ視点、イヴァン視点、ルカ視点の順に進んでいきます。しかし、正直私としてはリサ視点、リサ視点、ルカ視点、イヴァン視点、リサ視点の順に読んでみてほしいです。リサ視点の読み返し度は異常ですが、それほどの中毒性のある作品だと思っていただければ。