評価:★★★★☆ 4.4
春風紫苑は己を愛している。否、己しか愛していない。
己を良く見せることにだけ全霊を注ぎ、全力で口車を回している。
その結果として僕っ娘メンヘラやメンヘラロリに目をつけられるのだが、口車は止らない。
これは自業自得の物語である――――そこには一切同情すべき点は無い。
膨れ上がる虚像、加速するメンヘラ。さあ、道化芝居を始めよう!執筆の励みにもなりますので気に入ってくれたのならブクマ登録等してくれると嬉しいです。
2015年2月19日、第一部完結。
2015年8月9日、本編完結。
話数:全204話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
こういうタイプの主人公初めてです毎話読むたんびに面白くて面白くて笑主人公が最後までちゃんとクズでした笑 心のこえと言ってる内容が違いすぎて違いすぎてww心の声が見えなかったらまじで王道主人公なんですよね〜周りの人皆騙し神をも欺くその所業、最高ですww最後の終わり方もまとまっていてスッキリしましたもう何回でも読み返せます!
これ程までに面白い小説を見たのは久しぶりです。紫苑の表面的な会話ではまさに仏の如き、しかしその実心の中では悪魔の如き自己愛の塊。その内面をこれ程までに、あからさまに書き記した曖昧先生の鋼の心?に脱帽です。紫苑と、カス蛇の掛け合いも面白いですし、非常にハイペースで居ながらも心地よいストーリー展開、感服です。それにしても、メンヘラキャラ多すぎで、全員個性的ですよね。なろうの小説サイトの中でもかなりアクの強い小説です。他の皆さんにも、是非とも知って頂ければと思います。
“今までない主人公の性格。先々で起こる出来事ひとつひとつに、どんな思考や感情を持つのだろうと飽きずにラストまで読み切っている自分がいました。メンヘラーズの絡みは出会いから密に至るまでまるでエロゲのような展開に、ニヤニヤが止まりませんでした笑個人的には後者の終わりが〆として好きですね。””彼””もハッピーエンドでしたしから笑次回作、期待してます笑。素晴らしい作品を生み出してくれてありがとうっ!”
歴史的にも読んでいて面白かったのと登場人物全員の人柄やセリフ、何度泣きそうになったことか、、、まとめ方も上手ですし自分としては最高の作品です。書籍化や他にも色んな作品を手がけてほしいです。何度読み返したことかわかりません。素晴らしい作品を書いて下さった作者の方に感謝を。出来ればもっともっと色んな作品がみたいです。
主人公の屑っぷりと周りのギャップがとても痛快だった。紫苑とカス蛇の掛け合いも笑わせてもらいました。個人的には、エンディングはカス蛇復活エンドのほうがすきでした。もっと、曖昧先生の作品を読んでみたくなりました。あと、自分は外伝の最後の話の続きで紫苑が過去に戻ってみた話が読んでみたいと思いました。とても面白い作品でした。
人類が原初の物語を紡いでから幾星霜、人類はその歴史の長さに比例するように、途方もない数の英雄譚を残してきた。だが、その物語の主人公たちの中に、春風紫苑以上の英雄がいただろうか?彼以上の偉業を成し遂げ、彼以上に歴史に名を刻んだ人物は、いただろうか?———これは三千世界を己が見栄と保身のために利用しまくった救世の大英雄(偽)の、戦いの物語である。さぁ、史上最高の道化芝居のページをめくろう。
「この作品が、なろうにあることは幸運である。神話と能力バトルとチートと青春とスペクタクルとコメディを足して割らない面白さがここにある。側から見れば主人公、春風紫苑は人類愛溢れる聖人君子、悩める者に慈愛を持って寄り添う救世主、皆を希望へ導く英雄。そのくせ内面は、立てば人屑 座れば保身 歩く姿はナルシスト。そんなガチ屑に超弩級の美貌と弁舌と演技力が与えられているからタチが悪い。紫苑の心の声が無ければ新時代の聖書ともいえる壮大で心躍る物語だ。だが、紫苑の胸中はそんな物語の上っ面から遥かに乖離している。彼の胸中を暴くだけでただの道化芝居、喜劇に昇華される。あまりにも面白いこの人間喜劇とくとご覧あれ。」「(このレビュー見たら、さっさとこの作品読めって話だよ。日間とか週間ランキングのポッと出のクソみてえな作品読んでねえでこの作品読んで興奮しろよおおおおおお)」
ぼくは本当に吐きそうなくらい気持ち悪くなって即、閉じてしまいます。ですが面白い小説は読みたい。そう思うのは当然でしょう?そんな中この小説に会えたのは望外の喜びでした。主人公は登場人物の細かな心理変化を読み取りまた作者様もそれを上手く描写してくれています。結果、主人公のセリフに重みが産まれます。しかしそんな人の機微の推測に富んだ主人公はとんでもないクズ野郎なのです。なまじっか洞察力と演技力があるだけに教師が世界最強がそして神仏までもがクズ野郎に絆されてしまう。そして調子に乗りすぎた主人公には必ず落とし穴が待っている。表面上はみんなが幸せなのに誰も救われない。笑ほんとたまりません。誰もかれもが道化。訳知り顏で語るあいつも彼を引き立てる装飾品。主人公の三千世界を巻き込んだオ◯ニーを是非見てみて下さい。
いやー本当に下衆で自己中で捻くれ者でたまりませんよこの主人公その上、 人間だけでなく、神も悪魔もイジリ放題ですがこのだましっぷり最高ですそして、掘る掘る自分の落ちる落とし穴笑えます!ザマーミロと言いたくなります本当に面白いですよ❗️そして完結しています‼️さあどうか読んでみて下さい一緒にニヤニヤできること請け合いです
人間の持つ可能性と業。嘘と真実との境界線の果てにあるのが本作。・・・という真面目そうな話は置いておいて。最初はチクリ。徐々にバット、最後はキャノン砲か何かで頭をブチ抜かれるような、そんな爽快感を持つお話です。人類史上最大(?)、森羅万象を巻きこんだ巨大な虚構。果たして清算される日は来るのだろうか? とりあえず読んだ感想。常人が嘘つくのはいけないよね(にっこり)※一部表現が不適切だと思ったので、訂正入れました