あたしはヤドカリに転生した 完結日:2015年8月29日 作者:D・マルディーニ 評価:★★★★☆ 4.1ヤドカリのモンスターに転生したあたしが、敵を食べて能力をコピーしてレベルを上げて、海の中で成り上がっていくお話。ギリギリのサバイバルだよ。必死にがんばって生きぬくよ。 話数:全45話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 主人公アホの娘女主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 サバイバル ハードボイルド 人外 特質コピー 異世界転生 鉄壁の防御 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
なんとなく「およげスイミー」を思い出しました。内容はスイミー的頑張れ感に溢れた、ワンピ的チートバトル系ですかね。ヤドカリ女子マーキュリーの冒険がとても楽しいです。ちなみに読後は海老かに海産物を食べたい欲求に駆られます。特にかに。めっちゃ食べたくなった!!あと茶碗蒸しと数の子とかっぱえびせんも食べたい!!!と、まぁ個人的に食欲を大変に刺激される作品でした。海鮮好きな方はご注意ください。
海の物語が森から始まる。それはまさに自然の仕組みそのもの。そんな命の流れに沿って物語は――なんて書いたら、レビューになってない。そんな面白ファンタジー。 開始数行でおよそレビューもいらないくらい分かりやすいシュールな、コメディーアクション。 物語の本筋で主人公は、生存のため熱い戦いを繰り広げる。その熱と奇妙な言語センスのマーブル模様をそのまま楽しめられれば良い作品だと感じるだろう。 さくせん『ごかんをたいせつに』はマスト。 深く考えるな、感じろである。ハローハローオーシャンワールド。 だが私が一番面白かったのは、作者と主人公のプロットをめぐる熾烈なメタバトルである。疾走るマーキュリーとなんとかプロットに落とし込もうともがく作者の泥沼な健闘ぶり。 そこは読者が文の間や感想の返信などから読み取って楽しむしかない。それこそ、なろうだからできるこの作品のひとつの楽しみ方だろう。
まずはじめに。この作品は人を選びます。ダメな人は一話の時点でダメだと思います。しかし、ハマる人には絶大な効果を発揮する作品です。小説家になろうには何十万という作品がありますが、この作品はナンバーワンではないかもしれません。しかし、オンリーワンの作品であると私は思っています。作者さんの独特の世界観というか文章は色んな意味で真似出来ない稀有な才能です。作品の内容についてこの場で触れようとは思いません。このレビューを読んだ皆さん、まずは一度読んでみて下さい。きっと衝撃を受けると共にメランコリーを感じることでしょう。ところでメランコリーってなんなんですかね。