深淵のジークフリート 完結日:2015年8月27日 作者:一式鍵 評価:★★★★☆ 4.2二人の「私」が紡ぎ上げる物語。 「神」とは、「世界」とは。 偽りの世界に転生した二人は、 それぞれの道を歩き続け、 それぞれの答えを求めていく。 二人が最後に出会う者、それは……。 話数:全47話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 ダブルキャスト チート 一人称 剣と魔法 哲学 異世界転生 神 注意:R15 なろうで小説を読む
この作品はとても文面が美しく、小説を書いている者にとっては「勉強になる」の一言に尽きます。表現力によって、登場するキャラの行動が手に取るように分かります。ただ一つ思った事は、キャラの心情や脳裏的な事をもっと表現出来たらいいなと思いました。それ以外はすべてに措いて高い評価をされても良いと思います。SF系がちょっと苦手で最後まで読まない私でも読む事が出来ました。そして勉強させて頂きました。ありがとうございます。
今回が初レビューとなります。今回は「深淵のジークフリート」を第一章まで読んだ感想です。第一章までしか読んでいないのにもかかわらずレビューを書かせて頂いたのは、この作品の魅力を読もうとしている方々へ少しでも伝えられればと思ってのことです。さて、この物語で一番に秀でているのはその圧倒的な文章力、表現力だと思います。序章で既に僕はその美しい日本語の羅列に思わず感嘆しました。主人公の行動や感情の表現は勿論、振られたルビさえも魅力的に使われており、物語の世界観を広げています。唯一つ問題があるとすると、それはキャラがあまり引き立っていない事でしょう。この作品では、登場するキャラクター及び敵の名前があまり登場しません。これらは「男」や「少年」、敵ならば「巨人」などと呼ばれているのですが、僕個人としては名称を与えた方が良かったのではないかと思います。僕からは以上です。次作にも期待しています!