評価:★★★★★ 4.5

暗い暗いある幼稚園の狭い倉庫の中、
埃を被った一冊の古びた絵本があった。

過去、異端とされとうの昔に人々から忘れ去られた一冊の絵本は暗闇と
埃にまみれながらひたすらに待ち続けていた
再び子供達に読み聞かせれることを・・・・・・

異端の絵本は絵本というには厚く読み応えのある絵本であり、
背表紙と挿絵は数十年以上前に描かれたばずだが、

何故か現代に通じる独特な絵であり、
質の良い紙と相成って多くの見た者を引き付ける奇妙な魅力を放つ絵本だった。

故に異端とされ人々から忘れ去られた悲しき絵本・・・・

長い間誰にも触れられず読まれることのなかった異端の絵本はある日、
倉庫を整理していた一人の幼稚園職員の目に止まり
職員は気まぐれに絵本の埃を祓いページをめくった。

古びた絵本を夢中になり読みきった職員は決めた。

明日園児に聞かせてあげることを・・・・・・・・・

古びた一冊の絵本は再び子供に読み聞かせられる機会を得た。

物語はそこから始まる。

この物語は異伝 
浦島太郎の物語であってそうではない。

結末も当然違う。

この異伝の結末は園児と共に聞くことで明かされるだろう。

また同時に、謎沸書者の当然ともいえる批判を恐れ、
気分よく書くために何処の場に得ていた
己を道を謎の思惑によって捻じ曲げられ、
本来見るはずのない人々の目に触れ批判される、
運命を辿る己の道を違えし悲しき絵本であるが、
この物語の世界の存在は知ることはできないだろう・・

読み方 竜蛇  りゅうじゃ

基本次話時間 昼12から夜24時の間です。


話数:全22話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象