評価:★★★★☆ 4
魔法と芸術により発展した異世界を旅する鑑定士の青年ウェイルは、鑑定中偶然現れた青い髪の美少女フレスを拾ってしまう。フレスの正体はなんと龍であった。妙に懐かれてしまったウェイルは成り行きでフレスを弟子にしてしまい、共に旅をすることになる。ウェイルの卓越した知識と、フレスの操る氷の魔力を駆使して、二人は次々と事件を解決に導いていく。これはそんなウェイルとフレスの二人が、様々な問題を抱える都市を旅していく異世界ファンタジー。★2015/11/28 完結いたしました! ※のある話にはイラストが付いています。★現在改訂版『龍と鑑定士 ―龍の少女と異世界お宝鑑定の旅―』を連載しています。
話数:全500話
ジャンル:異世界ファンタジー
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:異世界
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
龍と鑑定士……とても魅力的な作品でした!綿密に考えられた世界観と、主人公が鑑定士だという独創性溢れる設定が、この作品をさらに面白くしていると思います。絵がついているのも珍しいと思います。特にオススメの場面は、第六章の、人間為替を潰すと宣言する場面でした。「俺はこの腐った都市に、高い値段をつけなければならないんだよ!」ルイに向かって叫んだこのセリフに痺れました。是非皆さんも読んでみてください。本当にオススメですよ!
主人公は復讐を誓い鑑定士なる。復讐劇よりも描かれる鑑定士の仕事・商業・株など経済的な設定が魅力のひとつでもあります。好き好きがあるような作品ではあると思いますが、自然と物語に引き込まれていくと思います。狼と香辛料を彷彿とさせるような作品となっております。訪れる都市で起こる事件・懐かしの再開・世界を巡る物語。クマの丸焼きはおいしのか!?