評価:☆☆☆☆☆ 0
以後更新しないことに決定いたしました。
春。
微かに梅が香る朝の通学路で、彼はいつも同じ光景を見る。
白く輝くその光景は彼に活力を与え、その日を明るく照らしていた。
「このように美しい光景を見ることができるならば、私はどのような苦難でも乗り越えて見せよう」
そして、彼は扉を開く決断をする。(注意:フトモモの話です)
これは少し変態的な少年が、昔馴染みと部活の先輩に囲まれながら生活する日常のお話。
****
皆、それなりに悩みながら生きていく。
悩む内容はみんな違うけれど、この仲間達とならきっと前に進める。
それはただの傷の舐め合いに見えるかも知れない。
それはただの落ちこぼれの巣窟に見えるかも知れない。
でもこれは、1人では立ち止まってしまう者達の助け合いなのだ。
でもこれは、1人では泣いてしまう者達の盾なのだ。
どうかここを、どうかここを、無くさないであげて欲しい。
そうすれば、きっと彼らは立ち止まってしまうから。
そうすれば、きっと私も…
****
時代:未登録
舞台:学園
雰囲気:ほのぼの
展開:未登録
注意:R15