評価:★★★★☆ 4.1
とある国に、三人のお姫さまがおります。
一番上は、花香る姫。彼女が微笑むと冬の最中でも、花が満開に咲き乱れます。
末の姫は、梢歌う姫。彼女が望めばあらゆる鳥が、窓辺で彼女に歌を捧げます。
しかし真ん中の姫は、歩けばそれだけで辺り一面の煤や汚れや埃を引き寄せるので、煤はらい姫と呼ばれておりました。
ある日、煤はらい姫は王さまに、千本の黄金の箒を手に入れてくるように命じられてしまいます。これは誰もが知っている幾多のおとぎ話が、もっと身近であった時代のおはなし。
【2016.7.31】 加筆修正を行いました。(ストーリーに大きな変更はありません。)
時代:未登録
舞台:未登録
注意:全年齢対象