評価:★★★★☆ 4
諸君はご存じだろうか! 異世界にもサッカーはあるのだ!
剣と魔法が支配する世界、古代ローマっぽい大国で流行っていた球技は、とある戦いをきっかけに爆発的に世界に広まっていった。その陰には、戦神の像の呪いを掛けられた都市を、呪いから解放すべく活躍した一人の若いエース選手の活躍があった!?
その知られざる物語の核心に迫る!
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:異世界
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2016年1月8日
作者:南木
かつて岑軍の南方面軍総大将がイシス国のとある都市に降伏勧告を行ったとき、かの街の男達は20万の岑軍にたった3万で勇敢に立ち向かってきた。 その戦役で『白虎』と呼ばれる若者達が放つ白い爆発性の玉は岑軍南方面軍を大いに苦しめ、『殺火(さっか)』と将兵たちに恐れられたという。 その威力を身体でもって知った岑軍は軍事訓練に『殺火』を取り入れ、鹿の皮を用いた遊戯『刺鹿(サッカー)』として普及。 後の魔王軍戦役時、逆輸入という形で各国に広まったのがサッカーの起源である。 現在、異世界『チキュウ』にて敵の首を蹴りあうことから発展したという根拠のない妄言がはびこるようになったのは魔王戦役後であることからこの歴史的事実を証明することができる。罠瞑書房刊 『世界を揺るがすサッカーの歴史』より