評価:★★★★☆ 4.1
桜杏高校女子バスケットボール部三年生のミハルは二年生の夏に原因不明の腎臓病を患い、足の怪我も重ねた為に戦線離脱の状況にあった。
日常生活に支障は無いものの、運動は一切控え安静に過ごさなければならない日々。
三年生になり最後、夏の公式戦を残すのみとなったがミハルの体の状態は、相変わらず進展せずにいる毎日…。
そのもどかしさは心にありつつも自分を受け入れてはいた。
一方、バスケ部は彼女の知らないところで何か画策を練っているのだった。
*注意*
この作品の中にはバスケットボールのルールや、用語を所々で使用してますが、その意味は載せてありません。
ご了承ください。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
サイボーグ。 後輩の男の子をふった時に言われた台詞。 好きなものに熱中していただけ。ほかに何も目に入らなかった。 スポーツ推薦でバスケットボール部に入った彼女は病に倒れた。原因不明。治療法も確立されていない。ふざけるな。 病は多くのモノを彼女から奪ったが、それだけではなかった。 彼女を心配する友がいた。慕う後輩たちが居た。蹴落とし鍛え上げる先輩方がいて、厳しく温かい顧問がいた。そして両親の献身的な愛情。憧れの男性アイドルの乳首。乳首マニアは業が深い。 彼女はやがて他者、己の病と共に生き、共に歩んで大事な日々を重ねていくようになる。 それじゃ足りないんだ! 勉強も好きだし、友達も大好きだし、チームにも勝ってほしい! 贅沢などと言わせない。 病よ。我が悪友よ。 我が親愛なる死【詩】よ。 今だけは走らせろ。 あのリングの元まで連れて行け。