評価:★★★★☆ 3.7
どこにでもいる派遣社員の結城原は、ある日、どこぞの女神によって異世界に召喚される。そこで得られた能力も、ゴミを召喚する魔法と残念なもので、半年間の保護生活のあとで自立するように言われる。
そんな結城原の異世界派遣生活。元ネタはこちらでそれをまとめて改稿したものです。
http://togetter.com/li/936845
作者違うけどこっちに続きます。
http://ncode.syosetu.com/n3517de/
話数:全14話
ジャンル:SF
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:異世界
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
現実世界でしんどい思いをしてため息をつく毎日が、ほんの少しでも変わればいい。いや、いっそ逃げたい。そう思う人は多い。それは人間として自然な感情だ。 だが――もし、異世界へ転移するという形で逃げたとしても、そこで自分を取り巻く環境が幸せな物になるだろうか。それは保証されてはいない。 腰痛に悩む一人の派遣社員、結城原。異世界にいきなり飛ばされた結城を待つのは、胸踊る冒険でも、ロマンチックな恋愛でもなく、労働であった。社会に組み込まれたピースという運命を噛み締めつつ、ひたすら働く。 多少はましな住居、ブラックではない労働条件、コンビニ弁当ではないご飯というささやかな幸せを噛み締めて、結城は戦う。自分の居場所を作るという、小市民的な戦いに勝利するために! 尚、腰痛に悩むこの人が誰かに似ていることは、そっとしておくとしよう……