評価:★★★★☆ 4.1
――そうして20XX年、忘れられない一日が始まった――
突如異世界へとつながった日本のある一都市。異世界へと続く穴からは、この世界を侵略すべく軍勢が押し寄せてきた。
ゴブリンやオーガなどの亜人から、勇者に魔法使いまで、おとぎ話出てくるようなものばかりで編成された異世界軍により、街は瞬く間に蹂躙されていく。
主人公は異世界軍の脅威にさらされながらも、仲間たちと共にこの町からの脱出を試みるが――そして舞台は異世界ーーファンタゴズマへ。
復讐から始まる異世界ファンタジー。※第一部、完結しました! 第二部の有無はスラムダ○クばりに未定ですので、感想や意見募集中です!
時代:未登録
舞台:学園
レビューは初めてという事で、何を書いてよいか迷うところではありますが、取り敢えず、 現実世界に被害が及ぶのは、中々良い案だと思います。私の読んでいる異世界モノなんかでは、大体主人公だけが被害に遭っていたり、助けたら一緒に死んでいたり、寿命で死んだりと、様々な要因がありましたが、現実世界そのものに干渉して、且つ異世界に主人公が飛ぶというのは、中々新しいものがあって、私としては惹きつけられるモノがありました。 ダークヒーローに重要な、主人公の意思の真っ直ぐさは勿論、例えば、悪役(この場合はアセムさん)にしても、血も涙もない悪党という訳では無く、何かしらの事情があったりする等、悪役にも話を広げる行為は、私としても見習う所があります。 纏めると、キャラに人間臭さを感じるとでも言いますか、生きていると感じます。 頑張ってください。