羽生(はぶ)とツングース 完結日:2016年7月15日 作者:柿ノ木コジロー 評価:★★★★☆ 4.4見た目も暮らしぶりも凡庸な羽生(はぶ)の人生は、とあるメールがきたことで一変した。 メールの送信者は、異星人を名乗っていた。羽生は異星人たちへの挑戦者の一人として、彼らと対峙することになったのだが……まるで勝ち目のない闘いの行方は。 他サイトにも重複公開中です。 話数:全8話 ジャンル:ポストアポカリプス 登場人物 主人公属性 男主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 ブラック 注意:残酷な描写あり なろうで小説を読む
主人公は至って普通の、地味なおじさん。お馬鹿な後輩の凡ミスのせいで、本当にごくごく普通の会社員だったおじさんは世界を救うための旅に出ることに。果たして、人類の運命や如何に――!?途中、グロい表現が出て来たり、中々に悲壮感のあるシーンがあるのですが、お馬鹿な後輩の軽いノリがそれら全てをまるでギャグのようにしてくれます。もしかしたら、この後輩こそが真の主人公なのか……!?また、〈命の尊さ〉や〈自分らしさ〉をテーマにしながらも、始終そのような感じでシュールに進んでいくので、とても質の良いSFにも関わらずジャンクフード感覚でライトに楽しめます。SFが苦手な方にも、是非ともオススメしたい作品です。おじさんの生き様を。そして、世界がどうなってしまうのかを。皆さんも、見届けてはみませんか――?