評価:★★★★☆ 3.9
陵陵(みささぎりょう)は偶然にも神に目を付けられ、半強制的に異世界に転生させられてしまう。
そんな彼が神に頼まれたのは「本探し」!?
現代兵器? 世界観を無視して使います。
聖剣や魔剣? 平気で使い捨て扱いです。
生産活動? 無尽蔵の資源でやりたい放題です。
自重ですか? うちの主人公は一切しません。
これは規格外な能力である「引用」を与えられた彼が「ミササギ」として第二の人生を歩んでいく物語。※当作品は規約により本編部分を削除しており、番外編となっております。
本編を読んでいなくても理解できるような内容となっています。
話数:全3話
ジャンル:アドベンチャー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
この物語は主人公 陵陵(ミササギ リョウ)が突然不慮の事故にあって死んでしまうのですが、そこから神様に出会い異世界に行ってしまうという波乱に満ちた物語です。ここまでならそこらへんにあるファンタジー物の小説ですが、キャラクターの性格といいますか、個性がとても強いところがとても惹かれるポイントです!主人公は一番最初の戦いからその個性を十分に発揮し、突然現れた魔物や路地裏にいたチンピラを・・・。どうなったかは自分の目で見てください。そしてファンタジー物なら必須と言っても過言ではない特殊スキルがとても輝いています!主人公は「なんでも入れることが出来る特殊本」と「特殊本に入れた本の内容物を具現化する」というチートすぎる能力を獲得しています。読んでいて思いましたがこれがあれば一生生きていける自信があります。詳しいことは本を読んで理解してください。楽しんで読めると断言出来ます読んでください‼︎
まず、一言。「主人公よ、自重を知れっ!」殆ど神様の気まぐれで転生した主人公は、チート能力を用いて、神製の本を探すのは良いんだけど……ファンタジー世界を装甲車で闊歩するのは遣り過ぎでしょっ!あまりに躊躇無く使われるチートは、しかし爽快さがあって、いつの間にか病み付きに。仲間もチート化するもんだから、いつまでたっても飽きが来ない。こんなに破天荒な主人公がいる作品は、他ではお目に掛かれないっ!そんな作品でした♪
ファンタジーで面白く感じた作品の一つである。 何より、設定がとても面白い。主人公:陵陵《ミササギ リョウ》は事故で死んで、神様に読書好きだからって言う事で異世界に転生させられて、異世界についた途端、チートと言える能力を得て、神製の本を探しに歩んでいく。 一番良いと思えるのは、このチートの能力を活かした主人公の動き、読み手に対してもこのキャラクター達が物語で生き生きとしている事を感じ取れる。 また、話が進んでいくことでより一層、主人公やキャラクターの動きが更に増し、その分しっかりと、緻密に計算された表現力によって、飽きさせない文章となっている。 非常に面白い作品だ。拙い文章、上から目線で申し訳ないが、是非、一度、「the quoter ~本一冊で事足りる異世界流浪物語~ 」読んでみては如何だろうか……
本作の主人公ミササギくん。 彼は地球に暮らす一般人であった。特徴といえば、読書家であるということくらい。そんな普通の彼が、死をキッカケとしてその唯一と言ってもいい特徴に目をつけられ、異世界へと転生させられた。 しかし、転生してみるとどうだろう。 一般人であったはずの彼は、転生時に手に入れた能力を生かして人外へとまっしぐら。自重?何それおいしいの?状態である。 もはや読んでいて清々しくなってくるほどだ。 さらに、彼ばかりではない。彼の仲間もまた、着々と人外になってきている。 しかし彼らのキャラクターが濃いが故、ただ強いだけの人外戦闘マシンではなく愛すべき人外になっている。 是非皆さんにも読んで欲しい。愛すべき人外達の物語を。 そして味わってほしい。私の感じたこの清々しさを。なんて書いてみましたが ……ようは読んでくださいってことです。本当オススメです!!