評価:★★★★☆ 4.3
中卒無職の23歳。親とは絶縁状態で、好きな物は酒と煙草とギャンブル。そんな青年が、子供を育てる事になった。
「上等だ、やってやるよ」
青年は立派な親になるという目標を掲げ、どん底から第二の人生を始める。その過程で家族の温もりなんかを知りながら、徐々にまともな人間になっていくのだが……あまりの溺愛具合に、本人以外はドン引きしているようですよ?
これは底辺を生きていた青年が、子育てを通じて悩み苦しみラブコメしながら、立派な親を目指す物語。
※第一回ツギクル小説大賞にて、優秀賞を受賞しました。
話数:全120話
ジャンル:仕事もの
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
日刊幼女みさきちゃん!なんていう「ちっこい女の子たちがきゃっきゃうふふな小説なのかなぁ」と思わせるようなタイトル。が! しかぁし!内容はヒューマンドラマ。あらすじにある通り、どうしようもない男と、その小さく汚い家に突如来ることになった幼女のハートフルな物語。ネタバレになってしまうのでぼやけたレビューになっちゃいますが、二人の、互いに、互いが認められるよう努力し合う姿に泣かされました。涙がジーンって、物語なのに、一緒に喜んでるっていうか、そんな感じで……。初レビューで拙いとは思いますが、色んな方にこの小説を読んで欲しいと思って書きましたっ!
日刊幼女みさきちゃんという作品を見つけました。私は異世界物が好きで、それ系の作品を中心に読んでいたのですが、執筆に悩み気晴らしに違う作品を読もうと思っていたからです。その時日刊幼女? 新聞?取り敢えず第一話を読んでみようと思いました。内容は、探せば何処にでもありそうで、無い物語です。ですが罠にはまった! やられた!やめられない止まらない!続編のLOまで一気通貫でした。跳ね満です。良さを伝えるだけの技量を持ちませんので、自分の感想を書きました。とにかく読んで頂くと分かると思います。素敵な物語をありがとうございました。
無職の男がある日、幼女と過ごす事になる。何もなかったところから、子供を育てるために根性で乗り切る。禁煙、禁酒、定職。ストーリーも良く、読んでいて次が気になる作品でした。現実世界にマッチした作品だと思います。同じような話も多数あると思いますが、是非多くの方に読んでほしいです。自分の執筆時間を削っても、こちらの作品を読みたいと思いました。
みさきを育てると決めた日から、俺は何か変われたのだろうかと。 その答えがハッキリと分かった。俺は、何も変わっていない。 長い時間を過ごした場所から、一歩も動けていない。 なら立ち上がろう。 そして歩き出そう。 無駄に体だけ大きくなった分、俺の歩幅は大きいんだ。その分だけ体が重たくなって走る事は出来ないけど、それでも、今のみさきよりは早く歩ける。ならせめて彼女が走り出すまで、俺は前を歩こう。 第27話『一歩進んだ日』より コミカルなタイトルとは裏腹、なかなかにシリアスな物語です。 親とは疎遠で荒れ果てた生活を送る青年が、ひとりの少女を拾い、育てようとするうちに、徐々に更生を果たしていく。 まずは1章だけでも読んでみてください。 きっと貴方も、主人公の龍誠くんを応援したくなるでしょう。ホロリときます。オススメです。