評価:★★★★☆ 4
旧タイトル【つじつまあわせはいつかのために】
書籍化に伴い、タイトルを本採用の物に変更させて頂いております
※※本編 完結済み※※
※※現在は番外編を不定期に投稿中です※※異世界で魔族に生まれ変わり、いつしか魔王と呼ばれるに至った男。その後紆余曲折を経て、魔族を敵視する人族国家で貴族にまで叙された彼の目的は、魔族と人族の決定的な戦争を人知れず回避することだった。
素性を隠し奮闘する彼の元に、ある日驚くべき知らせが舞い込む。それは、彼と故郷を共にする4人の勇者がこの世界に召喚されたということ。……だが彼は勇者たちを歓迎しない。はよ帰れくらい思ってる。
勇者として呼び出された4人のうち1人。美が付かない系少女と話をするうちに、彼は自分の願いを口にした。あるがままの世界を守る。俺TUEEEも、NAISEIも、技術革命も、文化侵食もやらせない。
そしてオッサンと少女の、世界の裏側でうろちょろする日々が始まった。※GCノベルズ様より、書籍化決定いたしました。ありがとうございます。
話数:全104話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
多くの人が言っていますが、この作品はテンプレ作品の世界観について別の視点から考察されています。否定かどうかは置いておいて考えさせられますねぇ。 納得できるかどうかは別としても『こういう考え方があるのか』という別の視点はきっと他の作品を楽しむ上で影響があるでしょう。 テンポが良くて、シリアス過ぎず、ついつい読み進めてしまうくらい面白い作品です。一読の価値があります。 なんか色々と書きましたが私が本当に言いたいのはこれだけ、「面白いから読んでみて!」他は適当にくっつけた文字数稼ぎです(ノ≧ڡ≦)てへぺろ
異世界ジャンルへのアンチテーゼ!読了後の感想です。読了後の感想は二分すると思います。いつの間にか一ジャンルとして成立している異世界転生物。安易な改革、現代知識チートについて「これでもかっ!」というくらい考察してます。情弱に現代知識の救いを!→それって本当に有効?ただまぁ、考察がある程度を占めるため、爽快なサクセス・ストーリーを求める層には「チラ裏」的な考察がある分もっさりした展開になります。ただ、そういうトリビア(ウンチク?)に喜びを感じる探求派にとっては『バイブル(聖書)?』ってくらいに魅力を感じます。レビューとしての読後感:こんな小説を待っていた!!書籍化してるようですが、ネットで全部読める事に感謝!!(テキスト読み上げソフト使ってるんで、アマゾンとかがテキストとかepub対応になったら是非買いたい!!)
いわゆるテンプレ小説を嫌う理由は、いくつかあると思う。 主人公に好き勝手させるためだけに用意された、都合のいい世界やキャラクター。 なにをやっても迎合されて上手くいき、望んだものはなんでも手に入る、ご都合展開。 いくらフィクションだからといって、現実に生きる読者には響かない。 そんな理由で嫌う人は、少なくないだろう。 この作品は、そんなテンプレ展開を、徹底的に邪魔する。 現代日本から召喚された、ただの学生を、勇者という名の最強兵器になどさせない。 異文化交流という、聞こえのいい言葉で行われる文化侵略を否定する。 勇者を好き勝手させないために、魔王は暗躍する。 主人公がただ強いだけでは、物足りなくなった。 ただの目立ちたがり屋な若造を、勇者などと呼びたくない。 そんな人は、是非一読を。
評価は個々人で変わるでしょうが、お薦めの小説です。まともそうな主人公とヒロインが噛み合ってソウデ噛み合わず。逆にもなっていたり、ここ最近の異世界物とは一枚も二枚も違います!とにかく笑えるファンタジーです。 私は面白過ぎて睡眠薬の効果をぶちきって眠れずaddして睡眠不足のまま仕事しました。マァそれくらい面白い作品です、是非ご一読を!悪魔デモ故人敵にデスヨ。