評価:★★★★☆ 4.4
猫の王様は働かない。なぜというなら王様だからだし、猫だからだ。ときは未来、人々が探査船に乗り組んで広い外宇宙を行き来する科学の時代にあって、忘れられた魔法の逆襲が始まった。厳重なセキュリティをすり抜けて航行中の宇宙船に忽然と姿をあらわし、乗組員を全滅にいたらしめることさえある魔法のねずみ。かれらに対抗するため、宇宙船には猫をのせることが定法となった。/自サイト等にも転載しています。
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2016年10月9日
作者:朝陽 遥
猫の王様は働かない。なぜというなら王様だからだし、猫だからだ。ときは未来、人々が探査船に乗り組んで広い外宇宙を行き来する科学の時代にあって、忘れられた魔法の逆襲が始まった。厳重なセキュリティをすり抜けて航行中の宇宙船に忽然と姿をあらわし、乗組員を全滅にいたらしめることさえある魔法のねずみ。かれらに対抗するため、宇宙船には猫をのせることが定法となった。/自サイト等にも転載しています。
宇宙に船が飛び出して、航海が海原ではなく、宇宙の海で行われても、船には猫がいるものです。そりゃそうです。だって宇宙ネズミがいると、船員達が危険なのですから。そして、そんな守り神ともなる猫は『王様』と呼ばれるのです。猫の視点から描かれる、味わい深いスペースファンタジー。猫は猫の忠義、想いがある。人間がそれを知らないだけ。王様は今日も気高く尻尾を立てて闊歩するのだ。