評価:★★★★☆ 4
元体育会系で今やガチのオタク。鋼の肉体とオタクの魂を持つ高校二年生「村田(むらた)嵐蔵(らんぞう)」はひょんなことから四人もの少女に想いを寄せられ幸せな時間を過ごしていた。
だが修学旅行で彼女たちと博覧会を見学中、原因不明の爆発事故に巻き込まれ少女たちは凄惨な死をむかえ、自分も致命傷を負ってしまう。
しかしそこに奇怪な金髪金眼の生首が現れ世界を修学旅行から一ヶ月以上も前に戻してしまう。そこは嵐蔵がまだ少女達と出会う前の世界だった。
好感度がゼロになり嵐蔵に冷たく当たる少女達。最悪のデッドエンドに向けて走る世界。
それでも嵐蔵は彼女たちを救うため奮闘する!
完結済み作品
その他要素
常に良い意味で期待を裏切られる作品でした。特に、主人公に対する試練の与え方が容赦なくて、だからこそそれが面白かったです。果たしてどう乗り越えるのか、先が分からず、ハラハラさせてくれます。 そして、伏線の張り方が上手い。最初から伏線の張り方を考えて動かしていたようなので、きちんと残らず回収出来ています。どういう伏線なのかは薄々気付いてしまいましたが、それもワクワクする要素の一つでした。 アクションシーンも、クオリティが高いと思いました。この点はプロでも通じるレベルだと思います。 次に、散りばめられるギャグ要素。お陰で柱となるものがシリアスなものであるにも関わらず、最後まで軽快に読み切ることが出来ました。 ラスボスの設定も僕は大好きです。詳しくは本編を読んで下さい。 最後に、最終話のヒロイン達の笑顔が最高です! もっと評価されるべき!