黒い光が照らす途 完結日:2016年12月31日 作者:結音ゆえ 評価:★★★★☆ 4.4聖なる夜に出会った二人。 国を亡くした青年ホークと、右目の光を失くした少女メリア。 彼は、彼女の〝願い〟を叶えることができるのだろうか。 ※恋愛要素は薄めかもしれません。 ※本作品は、「カクヨム」にも掲載しています。 話数:全3話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 ファンタジー 年の差 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
「生きたい」その心の叫びが聞こえた時、独りで歩んできた男は、手を差し伸べていた。過去から逃れる為に、傭兵となって諸国を旅していたホークは、聖なる夜に心の叫びを聞く。その声の元へと走れば、そこには瀕死の少女。彼女は間違いなく、生きたいと叫んでいた。右目の光を失った少女メリア。徐々に見えなくなっていく視界。徐々に近づいて行く二人の心の距離。暗闇の中を生きてきた二人が、どんな道を歩むのか。最後の一文が、読者の手に委ねられるかの様に、しっかりと提示がなされる。二人が見たものがなんだったのか、是非確かめて欲しい。これは、そんな二人の真っ直ぐで力強い物語。