評価:★★☆☆☆ 2

「暇ですね」
とあるダンジョン内の一室、ひじをつきながらせんべいを頬張りつつも今日も壁一面に設置されている液晶を従業員の伊波さんと僕は眺めている。

そこには一攫千金、地位や名誉を求め戦う勇者達の姿が映っていて・・・・・・欲しいのだが・・・
どうやら当ダンジョンには一攫千金も地位や名誉も得られるほどのレアアイテムもなければ世界を征服しそうな魔王もその手下もいない

ましてや9時~17時でしか利用できないダンジョンも近辺ではここだけだろう
それにダンジョンに訪れる勇者といえば田舎者丸出しの常連勇者か、まともなダンジョンでは狩りができないネタ職の勇者達。
別に・・・・・・そんなしょぼいダンジョンでもいいかなって思ってた。
去年まで中小企業のサービス残業当たり前なブラック企業で働いていた自分にとって平穏に暮らせればそんなんでもいいかなって・・・・・・思ってた。

でも現実は甘くはなかった・・・・・・
丼勘定でまったく気づかなかったけど・・・・・・
よくよく計算してみればこのダンジョンって大赤字じゃない!?

おまけに固定資産税?

「っちょ!?こんな大金払えないんですけど!?」
突如送られてきた納税通知書、果たして僕のダンジョン経営ライフはどうなってしまうのか・・・・・・


話数:全2話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象