白いカラス 完結日:2017年1月15日 作者:かるちぇ 評価:★★★★☆ 4.4ありふれた日常のアルバムシリーズ。1話ずつ読み切り形式の連作ストーリー。 生まれつきメラニン色素が欠乏していて太陽の下で生活できない障害――アルビノ。 夜の病院の医療事務をしながらひっそりと生きていたアルビノの女性が真の理解者に出会い、ちょっとずつ幸せになっていく話。 話数:全7話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 日常 白いカラス 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
夢見心地な雰囲気が素晴らしい作品である。ふたりの男女が少しずつ距離を縮めていく物語だが、劇的な展開はないものの退屈さを感じさせない。文章量と展開のバランスが良いからであろうか。落ち着いていて優しい文体がふたりの世界にぴったりあて嵌まり、また悪いストレスがない。読みやすい。このふたりを静かに応援したくなる。作者様に感謝したい。