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冬が終わらない。
王様は困り果てていました。
この国には春夏秋冬、季節を司る4人の女王がいます。
彼女たちが塔に代わる代わる住むことで季節が廻るのですが、なぜか今年は冬の女王が春の女王と交代しないのです。

困った王様はお触れを出します。
『冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。』
これで、誰かが冬を春に変えてくれるのを待つばかり。
臣下からも何人もの国民が塔に向かったと報告を聞き、一安心。
と、思ったのですが。

「なぜ、国民が困っているのに父上が率先して動かないんですか!?」
レオは納得がいかず、王様に食って掛かりました。
しかし、王様はそれでも自ら動こうとはしません。
「父上が動かないのなら僕が冬の女王と戦います!」
こうして、レオと従者のフォーとのふたりだけの冬の女王討伐作戦は始まったのです。

そして知る、冬の女王と春の女王の真実とは・・・。

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短編のはずが、気づいたら2万文字超え・・・不思議ですね(汗
童話らしい読みやすい文体とわかりやすい内容を目指しました。
かなり王道な感じかと思います。


話数:全4話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象