勇者の心は二度折れる 完結日:2017年4月5日 作者:久賀 広一 評価:★★★★★ 4.5彼は英雄だった。 わずか16才の時に、『世界の敵』を打ち倒すことに成功したのだ。 ・・・しかし、その後は・・・ いま、落ちぶれた戦士の、禁断の2週目が始まるーー! 底辺系の主人公が続いて、すみません 話数:全24話 ジャンル:アドベンチャー ヒーロー・アクション 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 シリアスしたい 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
冒頭、関西弁を使う青年がタコ焼き屋のおっさんと、商売のことをいろいろ話す。この主人公は、実は、魔王を倒した勇者なのであるが、現在、底辺の生活を送っている。 急に、妖精ノノにスカウトされ、勇者は山を越えて、妖精の国にやってくる。 そこで、深窓の令嬢でもあり、女勇者でもある人物の依頼を受け、巨大なハンマーを持った脳筋の僧侶と、雇われた女魔法剣士と、即席でパーティーを組んで、妖精の国の魔物を追い払う話みたいであるが……。 何たる脱力感であろうか。知らぬ間にどんどん読めてしまい、今、三分の一くらい。これはある意味、稀有な才能だ。まるで、昔の簡単なRPGをやっているようである。スラスラ物語を読みたい人にお勧めのハイパー脱力ファンタジー小説だ。