小説家になろうについて思うこと 完結日:2017年3月29日 作者:美汐 評価:★★★★☆ 4.1小説家になろうで活動を始めて思ったことを書いてみました。 話数:全13話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 公募 小説 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
分かってもらいたい。自分の作品を、自分の思いを誰かに知ってほしい。そんな風に思っているなろう作者様方に是非読んでもらいたい作品。もっとたくさんの人が読みに来てくれると思っていたそんな期待を裏切られた思いの人。あの作品を読みに行くなら私の作品を読んでほしい。そんな自分でも自分が嫌いになりそうな嫉妬を覚えてしまった人。とにかく!なろうに投稿した人なら『ああ、確かにそうだなぁ』と共感してしまいたくなるようなそんな作品。まるで隣に立って優しく諭してくれるかのような安心感が得られる。というよりも自分自身そんな風に身近に感じられたのでぜひこの作品をお勧めします。以上!
このエッセイを書かれている作者、美汐さんは、本当に面白いものを書ける稀有な方です。どの作品を読んでも魅力があるのですが、そんな作家さんの、ここなろうに来た時の衝撃や苦労や、なろうのいいところ・改善点などが、この作品にはぎゅっと詰まっています。うんうん、あるよねー、と共感することがとても多いです。作品を書きながらなろうで漂流してしまったときに、救命道具のような存在として、頼りになります。この作品が最終的に投稿されてからだいぶ経つので、その間になろう運営のヒナプロジェクトさんによる改善で、当時より良くなった部分も。なろうもなんと15周年、その間に、美汐さんという良い作家さんに出会えた幸運に感謝を!
小説家になろうでこれから作品を投稿しようと思っているあなた、あるいは今投稿しているあなた。はたまた人気の伸び悩みに挫け、投稿自体を投げそうになっているあなた。そんなあなたたちに是非読んでほしい作品です。励ますように、勇気づけるように、まるであなたに語りかけてくるようでしょう。作中ではなろうでの著者の経験を、大海を旅するかのごとく表現しています。実際、この物語の中で指摘される経験、例えばアクセス数とブックマーク、評価の件などは今でも考えさせられるものがあります。この作品を一言で表すとすれば心得といったところでしょう。また読み専の人でも読んでいて楽しめる作品だと思います。一ユーザーとしてなろうに作品を投稿し、挫折を味わいながらも再び立ち上がったからこそ感じる説得力がありました。
書き始めて間もない方も、そうでない方も、なろうという大海を小舟で彷徨うような、そんな心細い思いをしたことはありませんか?このエッセイは、そんな方々に向け、優しく語りかけるようにして進められています。また、最後のあたりには経験に基づいた具体的な『なろう改革案』も書かれています。そしてそれが書かれて約10日後の今日、なろうトップページに『作品ジャンルの再編成についてのお知らせ』が!!元々ジャンルの再編成を望む声はちらほらと聞こえて来てはいましたが、この作者様の書いてらっしゃるジャンル改革案はどれも頷けるものばかり。いくらかでも反映されていれば良いな~と思っています。