評価:★★★★☆ 4.3
かかってきた電話の相手はメリーさん──じゃなくて、メリーさん見習いらしい。で、まだ移動能力が使えないから歩いてくるんだと。あいつのいる長崎から、俺の住む青森まで。
やれやれしょうがない、電話の話し相手くらいにはなってやるか。これはだらだら暮らす大学生とてくてく歩くメリーさん見習いの、ありふれたひと夏の物語である。
*この作品はハーメルン様にも投稿しております。
話数:全8話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
恐らく小説家になろうでも都市伝説のメリーさんを題材にした作品は多々あると思いますが、こちらの作品はほんわかな気持ちが広がっていくメリーさん系作品ですなぁ。ぼっち系主人公と見習いメリーさんの掛け合いに加え、育まれて行く想いなどが読み手の心をほんわかさせてくださいますなぁ。何だか最近心がさびしいのですーっ! と感じている読み手様に読んでいただきたい作品ですなぁ。皆様、三月の夜長にこちらのホッと心が温まる作品を読まれてみてはいかがでしょうか。
これは、ぼっちな暇人大学生と健気なメリーさんが電話越しにのんきに話す話。それ以外は特にない。本当に、大学生とメリーさんの話なのだ。なんというか、二人とも互いに遠慮がなくて中身のない会話がいかにもって感じでほのぼのすると共に、突然放り込まれる笑いに思わず笑ってしまうことは確実なのではと思います。ゆるーい話がお好みの貴方、よかったら読んでみることをお勧めします。
※このメリーさんは徒歩移動です「私メリーさん、今××にいるの」で有名な都市伝説「メリーさん(ただし見習い)とぼっち学生のほんわかストーリーぼっち学生とメリーさんの翻弄したりされたりがとても和むと同時にぶち込まれるギャグやネタに腹筋が鍛えられること確定ですこんなメリーさんを見てみたいという人は是非読んでみてください!