評価:★★★★☆ 3.7
人類が宇宙にまで生活圏を広げてからおよそ四世紀、その間に西暦は終わりを迎えた。
Separation Century、通称SCと暦はその名を変え宇宙の人間は地球と、地球の人間は宇宙と、完全に別れてしまった。
宇宙という環境で人は力を欲した、そしてスペースドール、通称SDが開発された。
不思議な力も何も無い、リアルなロボットVSロボットを追い求めた作者の趣味全開な作品残酷描写は保険です。
4月13日無事完結しました!
話数:全32話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
こちらの作品『新しく支給された自分の機体がデブだった』のタイトルにくいついてしまいますなぁ。巧いタイトル付けをされています。そして、ストーリーから構成、キャラクターの配置から個性までSF愛を感じてしまい、作者様が楽しんで執筆されている雰囲気が伝わってきますなぁ。六ポット好きには堪らないですなぁ!作中にセンスの高さと伸び白が伺えるので今後とも読み手様が期待できる作品ではないでしょうか!皆様、三月の夜長にファンタジーや恋愛のタグではないSF作品を読まれてみてはいかがでしょうか。
タイトルから内容を想像すると、まるでベイマックスのような太ったロボットが文句を言いながら主人公と共に戦う物語を想像してしまったが、良い意味でその想像を裏切る作品でした。そんなギャグ作品ではなく、本格的な人型ロボット兵器で宇宙を駆り戦う作品でした。人型ロボットなので、ちょっと太いと人に見立てられてデブと言われるのはちょっとかわいそうに思えてしまいますが、兵器はちょっと太いほうが逞しくて格好良いのではないでしょうか? 旧海軍の戦闘機で例えると雷電みたいな? そんなロボットと女性パイロットの物語を是非読んでみてください!
この作品のタイトルを見て軽い気持ちで読むとバチが当たる。 中身は相当ど真面目だ。気をつけたほうがいい。人類が生活圏を宇宙に広げてからおよそ四世紀後。暦名『Advanced Century』通称『AC』と変えた未来。 宇宙と地球に完全に別れてしまった時代で、宇宙では『スペースドール』通称『SD』という人型ロボットを開発。技術が発達している事以外特別な兵器や能力はない。 主人公の機体は不思議な力が働くわけでもない。ただ、主人公はストイックで強いのだ。まずは戦闘から始まり初めから目が離せない。 作者様のロボットに対する愛情はひしひしと伝わり「リアルロボット愛してるんだろうな〜」その一言に尽きる。 このロボット愛には共感を得る方も多いはず。『リアルなロボットVSロボットを追い求めた作者の趣味全開な作品』とありますが、その趣味に最後までお付き合いしたくなるロマンスのあるストーリーも魅力的。
自分の判断ミスにより機体が動かなくなってしまったナトカ少佐のもとに新しく支給された機体の外見がデブだった!?しかもその機体には色々な問題点がてんこ盛りあるらしく──?主人公の性能ついて愚痴は言っても、外見の愚痴は言わない姿に好感がもてました。まだ少ししか投稿されてませんがロボット好きにはたまらない一作になると思います!