評価:★☆☆☆☆ 0.5
その日、わたしはいつもと同じように、クソ暑い中出勤していた。
いつもと違っていたことがあったとしたら、その日はたまたま、痴漢で捕まった男の人を、初めて生で見ちゃったってことくらい。
それに衝撃を受けつつ、乗り込んだ満員電車の中。
いつもと同じギュウギュウで、身動きを取るのも難しい状態。
オマケにその日は、途中で急ブレーキが掛かって、わたしを含む、大勢の人が転びそうになる始末だ。とりあえず立ち上がった、その時だった……
「きゃー! 人殺しー!」
そんな悲鳴が聞こえた。
そして、よくよく見てみると、わたしの手には、血の着いたナイフが……これは、わたしが殺人の冤罪で捕まってから、裁判になるまでを描いた、そんな日々のお話し……
話数:全2話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録