評価:★★★★★ 4.5
深い森の中、人々から忘れ去られたようなその場所に、一軒の小屋が建っていた。小屋を住処としているのは、癒し手、と呼ばれる存在である。
森の癒し手の姿は様々であり、あるときは人間の医師、またあるときは良き精霊の姿であったりもする。傷つき、迷い込んだものを、癒し手はただ癒す。それが、彼らの使命であるのだから。
※この連載は、不定期の連作短編となっております。
話数:全22話
ジャンル:仕事もの
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
感覚的には「火の鳥」と言ったところでしょうか。森の奥地でひっそりと暮らしながら、人、動物、化物に至るまで分け隔てなく癒す、森の癒し手。白狼を中心として、癒し手は人から鬼へ、鬼からエルフへと受け継がれていきます。また、他の作品とも背景が絡ませてあり、パズルのピースを埋めていくような感覚で楽しむこともできます。三人称で描かれていており文章力も高く、小説好きにお勧めの作品です。