評価:★★★★☆ 4.1
俺の名は新蔵院蒼人(しんくらいん・そうど)。
今日から高校一年生。
そんな目で見るな。俺は中二病なんかじゃない。
白髪は生まれつき、眼帯は感染症、腕の包帯は本物のケガ。
なのに。
ぐぅっ……!
右目が疼く……奴らめ、なにもこんな時に……元勇者の難聴系ヤレヤレ主人公、新蔵院蒼人。
ラノベ作家志望のラノベオタク、山本読。
異世界からの刺客も巻き込んで、ラノベが嫌いな彼とラノベが好きな彼女による、ラノベみたいな日常が始まる。※完結済
※一部ごとにクライマックスが訪れる中編の連作です。長期連載作品に追いつけない、疲れた方もどうぞ。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
異世界の勇者が救世の後、助けた民から迫害される話は度々耳にする話だ。しかし、この物語の主人公新蔵院蒼人(しんくらいん・そうど)の受難はソレだけでは収まらない。世界を追放された彼を待ち受けていたこの現代日本には恐るべき文化が根付いていたのだ。ソレは所謂ラノベ文化。勇者 蒼人はラノベで誤解を受け、ラノベに失望し、ラノベで新たな絆を得る。コレは世界に追放された勇者のラノベに振り回されながらも幸せを取り戻す物語 「俺はラノベが大嫌い」 君は勇者の受難を見る