評価:★★★★☆ 4.3
僕は俺の死を知っている。
炎に焼かれ死んだ男は、少女として異世界に転生していた。
性別、立場、世界。何もかもが変わってしまった生活で少女は自分らしさと、新しい故郷を手に入れていく。
――ある日、竜が降りて来るまでは。特別な才能も、境遇もない。豊かな知識も、真っ直ぐな信条もない。
それでも少女は懸命に生きる。手段を目的に変え、大切な何かを喪失しながら。さぁ、炎に復讐をはじめよう。
たとえ全てが終わったとき、その両手に何も残っていなくとも。この物語は英雄の伝説でも、悪鬼の殺戮でもない。
これは大切なものを失った一人の少女の、取り戻すために争い続けるただの醜い復讐譚だ。########
##作業進捗
2015 12/21 200,000字
2016 03/16 408,000字(全体の2/8)
2016 06/20 640,000字(全体の4/8)
2016 09/15 816,000字(全体の5/8)
2017 02/27 1,120,000字(全体の6/8)
2017 05/04 1,300,000字(全体の7/8)
2017 05/09 1,370,000字 完成しました。
話数:全231話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
この物語は、少女が、あるいは少年が、転生をへて、成人する物語です。主人公であるアメは、多くの過ちを犯します。転生で得ていた知識や経験はありますが、それをうまく活用することができないのです。天才的な幼馴染2人に囲まれて、才能の壁を感じながらも、それでもアメは頑張ります。止まってしまった時間を取り戻すため、傷つきながらも進む姿は、幼馴染を始め、多くの人達に希望を与えます。間違えたって良いじゃない。報われないことだって、どうしようもない理不尽だってたくさんあります。この物語は、主人公が、そうした少女期を、あるいは少年期を経て成人するまでの物語です。