幼馴染を笑わせたい 完結日:2017年7月20日 作者:腹イタリア 評価:★★★★☆ 4.4久土直弥はごく平凡でアホな男子高校生。彼には同い年の幼馴染がいる。怜悧でクール、常に無表情の柊木久奈。笑わない幼馴染を笑わせる為、周りに振り回されながらもなんやかんや奮闘する学園コメディー物語。 話数:全150話 ジャンル:ラブコメ 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 学園 幼馴染 日常 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
誰かを本気で笑わせたいと思った事はあるだろうか?友人を。家族を。──そして好きな女の子を。この作品はあらすじの通り、馬鹿な主人公が、常に無表情の幼馴染を笑わせようとする物語。馬鹿な主人公が、馬鹿な言動で幼馴染を笑わせようとするコメディータッチの物語は読んでて笑いが止まらない。『いや、流石に馬鹿だろお前』と読んでて思ってしまうような話が、毎話詰め込まれていてスラスラと読めてしまうし、知らない内にのめり込んでしまう。だが、これはそれだけじゃない主人公は馬鹿だ。馬鹿だからこそ、その純粋な想いは心打たれる。馬鹿だからこそ、彼に惹かれてしまう自分がいる。『幼馴染を笑わせたい』それはきっと──世界で一番優しいラブコール。物語も佳境に入り、益々目が話せない展開となっている。私はこの作品の行く末を、皆に見届けて貰いたい。直弥と久奈が、2人で選んだ未来を──
幼馴染を笑わせたい。ぶれない主人公の真っ直ぐさに惚れぼれしました。私は「コメディ」というもので笑うことは少ないのですが、それでもこの作品には「笑い」があります。筆者様の緻密な筆力に脱帽するとともに、この作品を多くの人に知ってもらいたいと思いレビューいたしました。これぞ文芸。ただひとつの目的に、迷走する主人公はまさに「コメディ」であります。