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光り人イエスは、魔界の大魔王と悪神に操られた神官などによって、二千年の間、幾重にも、呪い、封印をかけられてきた。星々のカミガミは、複雑に絡み合った魔の呪い、封印に、カミガミの光りを注ぎ続け、イエスの呪い、封印を、一つ一つ取り除いた。そして、イエスの命に、二千年の時を越えて、主である、西方の親ガミの声が届き、イエスは、主の薄緑の光りに包まれ、西方の主の光りの星へ帰った。イエスは、主との会話を通じて、二千年もの間、内に秘めてきた、人々への溢れる思いを語り始めた。

「人々よ。私が人間界で最も見たくないもの。それは、胸に十字をきるあなたと、十字架に吊るされた、見るも無残な私の姿です。私の傷つき殺害された姿に、あなたたちは、人間界で起こる、ありとあらゆる不安・心配・恐怖を祈り、救いを求めてきました。

人々よ。私もあなたも、同じ肉体を持った人間です。
あなたの傷の痛みと、私イエスの傷の痛みは同じです。
人々よ。私イエスを救世主として祀り上げて、誰が富と権力を持ち、誰が人々の頭上に君臨してきたのか? その一方で、誰が私にすがり、泣き叫んできたことか? 歴史を紐解けばわかるでしょう。

人々よ。肉体に宿る命とは、星々に存在する親ガミの光りから創造された、光りの一滴です。その光りの一滴が、命となって母親の体内に宿り、あなたが地球に誕生したのです。ゆえに、地球に生きる全ての人間は、体内に親ガミの光りの命を宿して生まれた、カミの御子なのです。
そして、全ての人間には、親ガミの光りの命が宿り、その光りの命が、星々にいる親ガミと日々つながり、人間は、生涯守られ導かれているのです。星々にいる親ガミこそが、真実のカミなのです。

しかし、人間界の歴史は、野望、欲望を持った我欲強き者たちが支配者となり、民衆の頭上に、王者として君臨し続けてきました。そして、彼ら我欲強き者たちは、肉体に宿る親ガミの光りの命を封印し、奪い取った領地に神殿、仏殿を築き、その地を神仏が鎮座する聖地として奉り、己の野望、欲望に味方する神仏を祀り崇めました。これが、遥か昔から、人々が祈りすがってきた神々と、仏たちの正体なのです。
人々よ。内なる親ガミの光りに目覚めなさい。」

その後も、イエスと主の会話によって、私達が日々生き辛く感じている理由が、一つ一つ明らかになっていく。

尚、この小説は、カクヨム、ノベラボにも投稿済


話数:全40話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
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職業・種族
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時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象