高校二年のとき、魔法使い社会に呼ばれて、自分が魔女だったことを知った吉岡綾乃。彼女は、魔法使い社会の異端だった。皆が近くの大学へ進学する中、実家がある大阪の大学へ進学し、魔法使い社会が強要する合コンにも出ない。大久保静香をめぐる中島 薫と小西 透の争いはあぶれた方が綾乃の相手となるという形で、綾乃に影響を与える。心を読める綾乃は、静香の滑り止めになることが辛い。綾乃は、どちらが負けても相手にしない、と宣言する。静香が小西を選ぶと、宣言通り中島を選ばない綾乃に静香が激高する。静香は、小西を選ぶことで、綾乃と結ばれた中島をも支配下に置こうとした。静香を得られなかった中島は、綾乃に読心術の力を授けてもらう。綾乃は、龍のジュニアに恋をして、小西や中島を退ける。魔法使いの数の減少と能力の衰退を危惧する長老達は優秀な魔女の綾乃に優秀な魔法使いとの結婚を求め、龍を退けようとする。綾乃は単独で長老と戦い、譲歩を引き出す。長老から、綾乃の霊力は上がっているが、静香と魔女のことしか頭にない佐藤の霊力がおちていると告げられる。静香の霊力を戻すため、中島と小西が共闘し、綾乃の助言を受けて、静香に些細な魔法をかけさせる。霊力の低下は止まったが、元に戻すには、感謝の気持ちが必要だと中島は考える。小西も中島も綾乃のことばかり考えるので、静香がヒステリーを起こす。静香は、被害者意識が強すぎたのだ。そうこうするうちに、中島が静香の心を読み、小西を選んだワケを知る。傷つく小西。中島と小西は和解し、綾乃とともの今後の対応を相談する。綾乃にとっては、静香のことよりジュニアが来なくなったことが大問題で、時空を越えて探し続ける。ジュニアを探して消耗した綾乃のもとへ静香が現れる。霊力の低下を嘆く静香に、綾乃は自分の霊力を与えて彼女を救う。綾乃に恩を感じた静香、中島、小西は、長老と戦うとき綾乃が自分にかけた魔法(人間の男が体にさわると電流が流れる魔法)を解除しようとする。三人の協力で、電気の魔法がなくなるが、代わりに、綾乃は小西の霊力を奪ってしまう。霊力がなくなり、虹色の魔法が使えなくなった小西は、綾乃に告白する。綾乃は、だんだん小西を好きになる。龍のジュニアも好きで小西も好きな綾乃は、どうすればいいか分からなくなる。頭が爆発ししそうになった綾乃は、とんでもない魔法をかける。(R15は保険です)
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